あると便利なアイテム・単眼鏡

展示で刀を見る時に、なくても困らないけどあると便利なアイテムが単眼鏡です。

単眼鏡

これを使って何を見るかと言いますと、地鉄の質感、彫刻や銘、拵の細かい細工などです。特に近眼の人は絶大な威力を感じられるのではないでしょうか。
展示の刀はガラス越しな上に台とガラスの間にも距離があることが多いです。なので、近付くにも限界があります。もっと細かいところまでじっくり見たい、もしくは混雑していて人と人の間からしか見られない時に役に立つアイテムです。

使い方は、展示物の前に立ってズームを調整して対象物にピントを合わせる。それだけです。展示物のある部屋に行く前にキャップも外して首からかけておくとアワアワしません。
使う時に注意しなくてはならないのは、つい覗いたまま近付いてガラスにぶつけてしまうことです。ズーム操作に慣れるまではやってしまいがちです。気を付けましょう。

単眼鏡には近距離用と中・遠距離用があるそうで、最短焦点距離が20cm〜30cmの近距離用の物が日本刀や拵を見るのに良いとのことです。倍率は高すぎると視野が狭く手ブレしやすくなるので、4倍か6倍。眼鏡をかけている人はレンズからの距離を示すアイレリーフという項目が15mm程度かそれ以上が良いそうです。

参考まで。私が使っているのは「Vixen 単眼鏡 マルチモノキュラー4×12(Amazon)」。この手のアイテムに詳しい@sei_nさんにお手頃エントリーモデルとしてオススメいただいて購入しました。

さらに詳しい各社モデルごとの比較記事は「日本刀鑑賞のための単眼鏡選び」をご覧ください。

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