図録を入手しよう
ミュージアムショップなどで販売されている図録。規模の大きな展示になると、分厚い立派な物が作られています。図録にはもちろん展示されていた物の写真が掲載されているので、後日改めて眺めて「そうそう、こんなんだったなー」と思い出してによによすることができます。
必ずしも毎回図録を買う必要はありません。展示をじっくり見て、後から写真を見てもう一度思い出したくなるくらい印象的な展示だったら購入する、くらいの気分で良いと思います。
また、ざっくりした「名刀展」ではなく、特定の刀派や時代など、テーマのしっかりした展示の図録にはキャプションや会場の掲示物以上に詳しい解説記事が掲載されている物もあります。そうした図録には最新の研究結果や専門書にしか書いてないようなことが載っている場合がありますので、ひとまず見本をパラ見した方が良いでしょう。
先日、備前長船刀剣博物館で見た「備前刀剣王国」の図録。写真と押形の両方が載っている非常にありがたい仕様です。展示に行く前に鑑定会で拝見した瞬間「これは買いだ!」と興奮いたしました。
こんなのも。表紙だけだと鎧の展示のように見えますが、実は刀剣の部があり、拵や鍔、刀身もけっこう載っております。
「個人でできる持ち物の工夫」でも書きましたが、図録買うかも!という展示を見に行く際にはエコバッグを持って行くことをオススメします。
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