鍛錬の実演を写真に撮る

日本刀の鍛錬の実演をカメラで撮る場合の話をしましょう。
鍛錬を撮りたいと思うからには、おそらく鍛錬を行う刀工の姿、燃え盛る炎や飛び散る火花が撮りたいのが普通ではないでしょうか。
実演の撮影を行う上でのちょっとしたTipsをご紹介します。
フラッシュ禁止
まず最初にフラッシュをオフ、フラッシュ禁止モードにしてください。フラッシュが光ると火花は写りません。あと、他に撮っている人に迷惑がかかります。スマフォやコンデジだと初期状態では「オート」になっているはずなので、うっかり光らないように意識的にオフにしましょう。
目的で機材を使い分ける
鍛錬の実演は説明を挟みながらですが淡々と進行していきます。撮り直したいから今のところもう一度!は当然のことながら無理です。
会場が混雑していてレンズ交換をするスペースの余裕が無いこともあります。
刀工の手元を撮るためのカメラには望遠レンズを付けて撮り、実演の全景を「引き」で撮るスナップ用途はスマフォのカメラを使うなど、一回の実演で様々な画を撮りたい場合は、手早く持ち替えて撮影できるよう工夫しましょう。
イルミネーションや花火大会で練習を
火花がぱっと散る瞬間に合わせてシャッターを切るのはとても難しいです。また、実演が行われている場所が暗いと高い確率でブレるでしょう。
暗い場所で一瞬だけ光るものを写すコツはこれです。
- 三脚や一脚を使うか、壁にもたれるなど体を固定しカメラが揺れないようにする
- シャッターを切る少し前から撮り終わるまで息を止める(シャッタースピードが遅いとツラい)
- タイミングがつかめない場合は一発撮りを狙わずに連写モードを使う
普段から練習しておくと、いざ出かけた時に操作にあわあわしなくて済みます。
練習になるのは夏は花火大会、冬はイルミネーションイベントです。花火大会は雰囲気で察していただけると思います。イルミネーションイベント、こちらは決まった時間が来るとイルミネーションが明滅するイベントが良い練習台になります。
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