日刀保大阪支部について
この記事は、日刀保大阪支部への入会を検討している方が見学に来られる前に行っている連絡事項に情報を加えて記事にしたものです。大阪支部は2018年3月現在ウェブサイトもありませんし、SNSのアカウントもありません。それらが開設されるまでのつなぎとしての記事です。見学してみようかなーと思う方は一読をお願いいたします。
定例会について
基本は毎月第二日曜に開催されます。8月はお休み、1月と10月は行事のため変則になります。
- 1月:新年名刀鑑賞会及び祝賀会(第二日曜)
- 2月〜7月:通常の定例会(第二日曜)
- 8月:お休み
- 9月:通常の定例会(第二日曜)
- 10月:研修旅行(基本第二日曜・変更あり)
- 11月〜12月:通常の定例会(第二日曜)
開催場所
大阪市中央区の大阪歴史博物館の研修室、「刀ネコ」の大阪オフ会と同じ部屋です。(Google Maps)
最寄駅は地下鉄谷町線と中央線の谷町四丁目駅ですね。
タイムテーブル
- 10:30〜12:00 初心者有志自習会
- 12:00〜14:30 入札鑑定
- 14:30〜15:00 解説・成績上位者発表
- 15:00〜15:30 後片付け
2019年に入り、初心者の会員が一通り鑑賞マナーなど学習し終わったので、初心者講座が不定期開講に変わりました。講座に代わり、初心者の有志で集まって自習会を行っています。
早めに来れる人は10時頃に来て会場の準備を手伝っています。また、準備に参加した人は12時から自主的に軽食を摂りに行っています。空きっ腹は良くないので。
服装について
男女ともに、スーツもしくはそれに準じる服装、です。できるだけシルエットのすっきりとしたデザインが良いです。なお、会場は靴を履いたままテーブルに置かれた刀を鑑賞するので、女性のスカートスタイルかパンツスタイルかは問いません。ヒールも特に制限はないですが、足元がぐらぐらしないようにしてください。
丈の長いスカーフは刀身を引っ掛ける恐れがあるため、同じく長いネックレスも金属部分が刀身に当たると傷になるため外さなくてはいけません。腕時計、ブレスレット、指輪も外します。アクセサリー類は最初からしてこない方が紛失する恐れもないので無難でしょう。
髪型も特に規定はないですが、髪が長いと刀を見るのに邪魔になったり、刀身に髪が当たるのではと気になって散漫になります。髪ゴムやシュシュなどまとめるものがあると良いです。蛇足ですが、刀を持つ前に手を洗ったりウェットティッシュで手を拭きます。手荒れなどで薬やハンドクリームを常用されている方は、会が終わり次第塗りなおせるように持参しておくと良いでしょう。
他の支部に比べるとやや固めの服装ルールかもしれません。支部の方針の違いと言ってしまえばそれまでですが、大阪支部の場合は日常的に日本刀を扱う刀職や刀剣商など「刀のプロ」ではない、一般の職業の方も多いです。なので、安全面はもちろんのこと、服装つまり形から「今日は良いものを見せていただくぞー!」という気持ちを作って臨むのだと理解しています。やはり毎月のことになると慣れてしまって油断も出て来ますし。そういう「慣れ」を払拭して気合いを入れるために意識的にきっちりした服装をするのだと思っていただければ。
入札鑑定について
入札鑑定については長くなるので別の記事でご紹介します。
行事について
1月の新年名刀鑑賞会及び祝賀会と、10月の研修旅行はスペシャル☆な定例会です。
新年名刀鑑賞会は支部のみなさまが出品してくださった20振近くの出品刀があって時間が足りません。細かいことを言うより見た方が早いですね。写真のような感じです。奥の部屋にさらにあと5振、鑑定刀があります。
鑑賞会が終わった後、近くのホテルの宴会場に移動して祝賀会、要するに新年会があります。祝賀会は年間の成績上位者、皆勤賞の発表と表彰があります。皆勤賞は新人でも達成できますので、無理のない範囲でぜひ狙いましょう。
10月の研修旅行は、毎年様々なところへ日帰りで遠出します。2016年は岡山県岡山市の岡山県立博物館と林原美術館、2017年は滋賀県彦根市の彦根城博物館、2018年は京都の泉屋博古館本館へ行きました。移動は貸切バス、現地集合した方が近い方は直接行きます。
せっかくの遠出ですが、お城とかお庭は見ません。館内の展示も空き時間があれば。ご当地グルメは昼食に出れば食べられます。わざわざ遠方の博物館や美術館へ行って何をするかと言いますと、刀を見ます。展示されてるものではなくて収蔵品を会議室などで手に取って拝見します。行き先によっては目の前に国宝がちょんと置かれてたりします(怖)研修旅行はその名の通り、とにかく刀を見るための遠足です。
諸経費について
入会にあたっての費用については、日刀保の会員権についてで大阪支部を例として挙げていますので、そちらをご覧ください。
見学を希望される場合
現在電話しか連絡手段がないので、Twitterを使っている既存会員が連絡を受け付けています。
- @miki7500:みき 女性・このブログの管理人です
- @hayate0611:四式 男性・奈良支部と掛け持ちされてます
- @Kunizane7K:國真(くにざね) 男性・刀匠さん。この中では最年少!
あらかじめ、支部長もしくは理事の方に「次回見学の方が来られます」と電話で一報を入れています。その都合上、定例会の直前(前日の夜とか当日とか)だと唐突すぎて間に合いません。連絡係への「見学行きたいです」のお申し出は、数日余裕を見ていただけると嬉しいです。
私や四式さんのようにこの二年ほどの間に入った若い(現役世代は若いのです)メンバーが居たり、去年から見学希望の方をお連れしているせいか「新しい人来た!?」と身構える感じはありませんし、初心者が見学に来た時の流れも形ができてきて、私が入会した時のような初めて来ていきなり鑑定刀を見るという状況ではなくなりました。
もちろん「見学」で半年も一年も来続けるのは無理がありますが、ここまで読んで大阪支部の活動内容は分かった、あとは実際の様子を見てみないとなぁという気分になった方は、連絡係にDMなり@なりでコンタクトを取っていただければと思います。質問もOKですよー。
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