初めて刀剣鑑賞会に行く前に、これだけ覚えるマナー・前編
刀剣展示の併設イベントで「鑑賞体験」が開催されることがあります。
初めて参加することになった時、「マナーって?」「何か持って行くものは?」「服装どうすればいい?」など分からないことだらけだと思います。
今回は、初めての刀剣鑑賞の機会を控えた方が、最低限押さえておくと安心な内容をまとめました。
前日までの準備
前日までにやることは「体調を整える」です。咳やくしゃみをすると刀身に唾がかかって錆びの原因になります。また、体調不良でふらついていると危険です。
遠征先で鑑賞会に参加する場合は、寝不足にならないよう無理のない旅程を立てるようにしましょう。
当日の服装
なるべくシンプルな服装で参加しましょう。袖や裾がひらひらとして引っかかるようなデザインは危険なので避けましょう。ストールやアクセサリー類は外さないといけないので、紛失を防ぐためにも身につけて行かない方が無難です。靴は転倒を防ぐためにヒールの低いもの、厚底でないものが良いです。
当日の持ち物
美術品の鑑賞には手袋が要るのでは?と考える方がいらっしゃいますが、刀剣の鑑賞は基本的に手袋なしです。手袋着用の場合は主催者が準備します。
鑑賞の際にはウェットティッシュで手を拭くことが求められます。手荒れなどでハンドクリーム・保湿薬を塗っている方は、終わってから塗りなおしができるように持参しましょう。
鑑賞会のセッティング
刀剣の鑑賞会は大体、以下の図のようなセッティングになっています。刀を置いてあるのが床に敷いた毛氈の上か、テーブルの上かは会場によって違います。
前編はここまで。後編では実際に刀を鑑賞する流れと守るべきマナーをご紹介します。
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