大覚寺へ行ってみよう
京都の刀剣関連のスポットへの行き方をご紹介する記事、今回は薄緑(膝丸)を所蔵する大覚寺です。
大覚寺では春と秋に名宝展を開催しており、秋に薄緑(膝丸)が公開されることが多いようです。名宝展の開催情報が公開されたら展示品リストをチェックしてみてください。
大覚寺へのアクセスは、嵐山駅から市バスの嵐山・大覚寺行き「28系統」もしくは「28臨号系統」に乗ります。
嵐山には三つの「嵐山駅」があります。一つは阪急、もう一つは京福電車(嵐電)、最後がJR山陰本線です。三つの駅はそれぞれ徒歩10分ほど離れていますので、注意してください。上に挙げたバスは京都駅から出発し、阪急と嵐電の嵐山駅に止まります。
28系統のバスは平日は約15分に1本、休日は約30分に1本ペース。28臨号系統は約20分に1本ペースです。
駅から徒歩というルートもありますが、最寄りのJR山陰本線・嵯峨嵐山駅から20分ほど住宅街の中を歩きます。また、阪急嵐山駅前にはレンタサイクルがあるので、嵐山界隈をのんびり散策したい方にはオススメです。
大覚寺はその成り立ちから皇室との縁が深く、建物もいかにもお寺というイメージではありません。「旧嵯峨御所」の名前の通り、離宮の佇まいです。秋の菊の時期には入り口に嵯峨菊の鉢が並べられ、いけばなやお茶の催しが行われます。
展示はもちろんですが、境内の建物とお庭も見所です。各建物の由来などは、大覚寺の公式サイト内「境内のご案内」のページをご覧ください。膝丸のパネルが展示された観月台のある五大堂からの大沢池の景色は必見です。
次に、大覚寺の周辺情報も少し。大覚寺からさらに山を登ると「直指庵」という寺院があります。こちらは紅葉の名所として知られているので、紅葉シーズンに大覚寺を訪れる場合は足を伸ばしても良いかもしれません。
また、京福電車の嵐山駅は「はんなり・ほっこりスクエア」として宿泊施設や飲食店、お土産屋さんなどが入っていますし、駅周辺もカフェやおしゃれな和雑貨を扱うお店、お土産屋さんなどが集まっています。電車・バスの待ち時間を過ごすのにちょうど良いですね。
最後に、大覚寺から他のスポットへ足を延ばす場合のルートをご紹介しておきます。
鬼切丸(髭切)を所蔵する北野天満宮へは、京福電車に乗り「北野白梅町」へ向かいましょう。北野天満宮は「北野天満宮へ行ってみよう」の記事でもご紹介していますので、そちらもご覧ください。
それでは、良い旅を。
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