春日大社・国宝殿へ行ってみよう
来月末から、奈良・春日大社での「最古の日本刀 安綱・古伯耆展」が始まります。そこで、春日大社のアクセスと周辺情報をご紹介したいと思います。
まず、最寄駅は「近鉄奈良駅」です。JRの奈良駅は近鉄奈良駅より少し遠くなります。京都・大阪のどちらから行くにせよ、近鉄で行くのがおすすめです。
近鉄奈良駅、JR奈良駅のどちらからでも春日大社本殿前へのバスがあります。急いで周りたい場合はバスに乗ると良いのですが、時間に余裕があれば近鉄奈良駅から徒歩で行くのが楽しいですよ。
近鉄奈良駅は地下駅になっており、地上に出るといきなり坂道があります。そのまままっすぐ坂を登って奈良公園の中を進んでもOKですし、駅の横から南に伸びる「東向商店街」の中を通って三条通に出たところで左折、三条通を東に進むのもOKです。どちらも30分程度で到着できます。
後者のルートを通ると高速餅つきで有名な中谷堂さんの前を通りますし、一の鳥居(神社の正面玄関です)に出られます。そのままおせんべいをねだる鹿を見ながら表参道を道なりに進んで行けば、国宝殿が見えて来ます。
個人的にはこちらのルートの方が楽しいので好きですね。
さて国宝殿ですが、こちらは非常にモダンかつシンプルな建物でして、常設ミュージアムショップ的なものはなく、入館受付の横にポストカードのラックやトートバックなどが置かれているくらいです。
特別展の際にはグッズ売場が特設されるかもしれませんが、奈良らしいお土産物を探す場所としては不向きです。
刀剣関連ではなく、奈良っぽいお土産物や雑貨を探すのであれば、先ほどご紹介した東向商店街や、三条通からさらに南に伸びる商店街「もちいどのセンター街」が良いでしょう。
もちいどのセンター街とその周辺がいわゆる「ならまち」と呼ばれるエリアで、奈良をテーマにデザインされた和雑貨のお店や、おしゃれなカフェ、作家もののアイテムを扱うギャラリーなどがあります。
特に奈良デザインの手拭いは可愛いものからおしゃれなものまで様々ありますので、お土産にも自分用にも良いと思います。
細い道が多くちょっと分かりにくいですが、じっくり散策すると色々と楽しめるのが奈良の特徴です。お出かけの際にはぜひあちこち覗いてみてください。
最後になりましたが、奈良は市街地でも店じまいの時間が早いです。夕方17時頃になると商店街も軒並み閉店してしまいますので、散策するなら早めの時間帯を心がけましょう。
それでは、良い旅を。
スポンサーリンク