岡山県立博物館へ行ってみよう

前回の林原美術館に続き、今回も岡山です。今回は、岡山県立博物館をご紹介します。
岡山県立博物館は、岡山城から川を挟んで向かいにある後楽園の中にあります。後楽園は川沿いに広い県立公園になっていて、その一部にあたる大名庭園が有料エリアとなっていますが、博物館があるのは大名庭園に入る手前です。

岡山駅から後楽園へは東口から出ているバスが便利です。
岡電バスの「後楽園ノンストップバス」と宇野バスの「岡山後楽園バス」なら、行き先も分かりやすい上に途中の停留所をスキップするので、普通の路線バスより早く到着できます。

後楽園のバス停から木立の中の道を進んでいくと、大名庭園の「岡山後楽園」の入口が見えて来ます。岡山県立博物館は、その入口の向かいに建っています。

正面玄関

こちらの博物館では、鎧や刀剣をはじめとした武具、岡山県下で発掘された考古資料を収蔵しています。
また、地元・岡山だけあって備前刀の企画展では自館の収蔵品に加えて他館やコレクターの協力を得て、非常に内容の濃い展示を行っていました。刀剣王国・岡山の面目躍如と言ったところでしょうか。
また、現在お隣の瀬戸内市によるふるさと納税での購入資金調達が行なわれている一文字の名刀「山鳥毛」が寄託されているのも、ここ岡山県立博物館です。
備中、備前の名刀について知りたい場合には、必ず訪れることになる博物館と言って良いでしょう。

最後に周辺情報ですが、前回ご紹介した林原美術館はここから徒歩15分です。
また後楽園のすぐ近くには大正時代に活躍した画家・竹久夢二の作品と資料が展示されている「夢二郷土美術館」もあります。こちらは大正の風情を残す建物で、カフェも併設されていますので、時間があればこちらもどうぞ。

それでは、良い旅を。

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