単眼鏡と単眼刀、比較レビュー
ビクセン社から発売されている刀剣乱舞コラボ単眼鏡「単眼刀」の山姥切国広モデルを購入、しばらく使用したので、同じビクセン社から発売されているほぼ同じスペックの「マルチモノキュラー 4×12」との比較レビューをしたいと思います。
まず、スペックをご紹介します。
スペックはビクセン社オンラインストアの「Vixen 単眼鏡 マルチモノキュラー 4×12」と「Vixen 単眼刀 H4×12 刀剣乱舞-ONLINE- 山姥切国広 ver.」のページに記載されています。
- 倍率:4倍
- 対物レンズ有効径:12mm
- プリズム材質:BK7
- 実視界:11.5°
- 見掛視界:46.0°
- 1000m先視界:201m
- ひとみ径:3.0mm
- 明るさ:9
- アイレリーフ:15.0mm
- 至近距離:約20.0cm
- サイズ(高さ×幅×厚さ):58×30×30mm(突起部除く)
- 重さ:単眼鏡 49g・単眼刀 48g
違うところは重さだけです。この差はおそらく本体に巻かれているゴムの滑り止め部分のあるなしでしょう。
ただし、付属品はかなり違います。単眼鏡は合皮の収納ケースとストラップのみ、ハードケースは「Vixen オプションパーツ マルチモノキュラーケース 4倍」として別売になっています。
対して単眼刀はハードケースと各キャラクターに合わせた色のストラップ、刀剣観賞の手引きカードが付いています。刀剣乱舞コラボではない同社の商品では「Vixen 単眼鏡 アートスコープ H4×12」と似た構成ですね。
次に使用感ですが、ポイントは2点。見え方と使い心地です。
1点目の見え方は、スペックが同じなので当然同じです。差があったら逆にすごいです。
2点目の使い心地ですが、少し違います。違いが現れるのが「単眼鏡」の方に巻かれている滑り止めのゴム部分。単眼鏡は基本的に両手で操作して使う物なのですが、慣れてくると(横着して)下の写真のように片手で操作して使うようになります。
※この使い方はメーカー非推奨だと思われますので、やる場合はストラップをちゃんと首にかけ、本体が落下しないようにしてください。
この場合、滑り止めのある単眼鏡の方がしっかりと指の動きを伝えるため、滑り止めがなく表面がツルツルしている単眼刀よりも操作がしやすいように感じました。単眼刀の方がデザイン的に圧倒的にカッコイイことを思うと、皮肉な結果です。
ただ、単眼刀でも慣れれば片手操作できなくはないので、そこまで大きな差とは言えないと思います。
2019年12月1日現在、単眼刀は第1弾〜第3弾で発売になった12種類の再販受付期間が終わったところです。
他のキャラクターのバージョンが発売されるかどうかは、第1弾〜第3弾までの売れ行き次第かと思われますが、今後第4弾以降があると仮定して、単眼刀を買うべきか悩んでいる方へ、両方持っている者からのおせっかい…もといアドバイスを。
その1。やっぱり紋が入ってると嬉しいです。
そのまんまですが、近侍と出陣する気分になります。私は最推し=初期刀=持ってる単眼刀のモデルなので余計にそう思うのかもしれませんが。今日は勉強するぞー!という気合いも入ります。
このスペシャル感は非常に大きいです。
その2。展示室でちょっと目立ちます。
展示が行われている部屋は照明が控えめなのですが、そこで銀色の単眼刀はちょっと目立ちます。他に単眼刀を使ってる人がいると「それ、アレですね?」「そちらもアレですね?」のアイコンタクトで何かが通じます。
それだけなんですけどね。
その3。美術品の鑑賞だけでなく、舞台の鑑賞でも使えます。
昨年秋、宝塚歌劇団の台湾公演に単眼鏡を持って行きました。2階の一番後ろからでしたがスターのみなさんが近くに見えました。刀剣乱舞には舞台作品もありますよね。皆さん推しのアイテムを持って参戦されるようで。
…何が言いたいか分かりますね?
最後に、両方持ってる場合(あんまり居ないかもしれませんが)のメリットを。
2つ持ってると、同行する人に貸すことができます。10月に福岡市博物館に行った時も、一緒に行った友人が自分の単眼鏡を忘れたので、貸すことができました。
そもそも単眼鏡を持っていない人に貸せることは言うまでもありません。先日、母と一緒に藤森神社と大覚寺をまわった際には、鐔、小柄・笄など刀装具も展示されていたので、細工の細かいところまで見えて喜んでいました。
というわけで、大して違いがない比較レビューでした。後半は完全に「単眼刀ええで!」という内容になりましたね…。
やっぱり推しのデザインというのはめちゃくちゃスペシャルですよ。
皆さんが推しの単眼刀を入手できるよう、第4弾以降も順次発売されるように期待!!!しております。
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