鑑定会 2.会場と進行
「鑑定会 1.アウトライン」で鑑定会とはなんぞや?というお話をしましたが、今回は実際に行われている鑑定会の様子をご紹介します。
以下は、私が参加している日刀保大阪支部の毎月の鑑定会の流れです。
- 受付で会費(2,000円)を払って所定の入札用紙を受け取ります。
- テーブルの上に置かれた刀(1号刀〜n号刀)を手に取って見て行きます。
- 入札用紙にそれぞれの作者の名前を書いて、採点係の方に提出します。
- 採点係の方が「合ってる/間違ってる/近い」を付けて返してくださります。
- 制限時間と与えられた回答権の回数いっぱいまで回答します。
- 回答の時間が終了したら、茎のカバーを外して銘を見ます。
- それぞれの刀について、講師の先生や持ち主の方からの解説があります。
- その日の成績上位者の発表があります。
通常の場合は、鑑定が1号刀〜5号刀、それと別に参考出品で別に何振りか、もしくは押形を見せていただけたりすることもあります。
1回のスケジュールは大体こんな感じです。
- 12:00 受付開始
- 鑑賞と入札
- 14:00頃 入札締切
- 回答と解説、成績上位者(天位・地位・人位)発表
- 告知など
- 14:40頃〜 後片付け
これはあくまで大阪支部のスケジュールなので、全国的に同じスケジュールではないと思います。
ただ、一つのパターンとして「こんな感じ」というのは感じていただけるかと。
他の会に参加したことのある方は「こんな進行でした」と教えていただけると参考になります。
次は「鑑定会 3.向いている人と向いていない人」でこの会が参加する人にとってどういうものかご紹介します。
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